これはよく挙げられるテーマで「トリートメントは効果がない」または、かえって傷めてしまうという意見について説明します。
結論から言うと、正しいトリートメントの知識や考え方を持っていない方はそう感じてしまうのかもしれません。
美容室でも正しいトリートメントを行なっているところは、意外と少ないです。
ほとんどの美容室が、深く考えずに流れ作業でとりあえずトリートメントをつけているだけになっているのが現状なんです。
なので、これからトリートメントの正しい知識とやり方を説明していきます。
正しいトリートメントの知識
まず、最初に知っておいてもらいたいのがトリートメントは髪を治すものではありません。
髪の毛は傷んでしまうと、キューティクルが剥がれて髪の中のコルテックスやメデュラというタンパク質が流れ落ち、空洞が出来てしまいます。
すると、髪の毛にハリコシがなくなりパサパサになり傷んだと感じます。
髪は死滅細胞なので、コルテックスやメデュラなどが回復する事はあり得ません。
なので、それらの代わりになるタンパク質を与えてキューティクルを補って整え、キレイに見せるのがトリートメントです。
決して髪の毛が元通りに治るわけではないので、日々のケアでまたタンパク質が流れ落ちてしまうと元の傷んだ髪の毛に戻ってしまいます。
そのため、これ以上傷ませないためにも日々のホームケアを正しい知識をもって行わないとトリートメントのモチも悪くなってしまいます。
オレオでする老髪改善ヘアエステとは、まだ傷んでない部分を徹底的に傷ませないで、傷んだ部分を優しく保護し、艶髪を長続きさせます。
そして。最終的には毛先まで傷みを抑えた髪の毛に生え変わらせるメニューです。
なので継続する事でより効果を実感していただけます。
正しいトリートメントのやり方
美容室でも間違っていることが多いのですが、特にこの3つは理解しておかないとかえってあなたの大切な髪の毛を傷めてしまうこともあります。
①薬剤(残留アルカリ)を除去
カラーやパーマ液などのアルカリ剤(髪の毛が傷んでしまう薬剤)はシャンプーだけではキレイに落としきれません。
薬剤が残ったままトリートメントで塞いでしまうと、髪の中から繊維を破壊してかえって傷んでしまいます。
なので、オレオでは必ず高濃度の炭酸ヘッドソーダスパでキレイに薬剤を除去してからトリートメントを行います。
②過度のコーティング
従来のコーティングするだけのトリートメントでは、まんべんなく髪の毛を包み込むので、剥がれる時に元気なキューティクルまで一緒に剥がしてしまう場合があります。
市販のトリートメントでも異様にサラサラになるものは過剰にコーティング剤が入っているので注意が必要です。
オレオで使用しているフローディアというトリートメントは、別名「AIトリートメント」とも呼ばれています。
髪の毛の傷んでいる部分を選定して的確にくっついてくれるので、健康な髪の毛の邪魔をしないのです。
過度なコーティングをしないので、傷んでいる部分をちゃんとケアしながら本質的な艶髪になれます。
③素髪の状態にリセット
髪の毛には、今までの老廃物やコーティング剤など余計なものが溜まっています。
それらをちゃんと取らずにトリートメントしても栄養は中に入りきらず弾かれてしまいます。
なので、オレオでは必ず髪の毛のクレンジングを行って栄養を受け入れれる状態にしてからヘアチャージやトリートメントを行います。
この3つの事をちゃんと理解しないで、なんとなくトリートメントをすると、お金をかけてキレイにしてるつもりが逆に傷んでしまう結果になりますので注意が必要です。
あなたはまだ本物のトリートメントをしていないのかもしれません。
髪の毛を本気でキレイにしたい方はオレオへ一度足をお運びください。